From the ground up
adidas by RAF SIMONSの新作はだまし絵がテーマ？
adidas by RAF SIMONS（アディダス バイ ラフ・シモンズ）はトロンプルイユにインスパイアされた新しいフットウエアレンジを発表した。
トロンプルイユとは“目をあざむく / だまし絵”という意味のフランス語で、遠近法を利用して2-Dの平面に3-Dのリアリズムをもたらす絵画技法である。シモンズは自身の2019年春夏コレクションにこの視覚的な錯覚を採用しており、adidasの歴史に残るアイコン的なフットウェアにもこの技法を使用した。
今回発表されたのは、adidas by RAF SIMONSにおいて最もアイコニックなモデルの1つであるRS Stan Smith。adidas Originals（アディダス オリジナルス）のアーカイブからMicropacer（マイクロペーサー）、L.A. Trainer（L.A. トレーナー）、Torsion Conquest Super（トルション コンクェスト スーパー）の写真を撮影し、3-Dモデル化したものを同モデルに落とし込んだ。
この最新作ではヴィンテージシューズ特有の汚れやしわ、はみ出した接着剤、ソールに入ったひび、摩耗などの細かなディテールをリアルに再現している。
今コレクションは4月に発売が予定されているが、それに先立ちメンズ・ファッションウィーク期間中の1月17日（木）に、このコンセプトをフィーチャーしたRS Stanの3種類のスタイルの独占プレビューがTom Greyhoundにて行われた。同店ではこの発表を祝し、特別にデザインされたインスタレーションを開催している。
問い合わせ先：adidas fashion group showroom 03-5547-6501
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