style
Where the runway meets the street

ブランド名:LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)

キールック:LOUIS VUITTONのルーツである「旅」を想像させる飛行機モチーフのボタンが配されたロング丈のブラックコートからスタート。2020年春夏コレクションに続きウエスタンブーツが登場するなど、カウボーイスタイルが目立った。アフリカンカラーを連想させる鮮やかなグリーンをまとったルック、ガーナの民族衣装「ケンテ」をストリートスタイルに取り入れたルックも印象的だ。

内容:「I’m no stranger anymore. The world is love to me.(私はもう部外者ではない。世界は私を愛してくれている)」と、ラッパーのソウル・ウィリアムズ(Saul Williams)が発するところからスタートした本コレクションのテーマは、「Ebonics(=黒人英語)」。同じフレーズでも標準英語と黒人英語では異なる意味を持つことがある。社会的先入観に疑問を持ち、ファッションを通じて文化、人種や性別の壁を超えるという、黒人文化への明るい希望を見出す「旅」を表現した。

 

Words by
engineer

世界を股にかける天才敏腕エディター