Report | アディダス オリジナルスから新登場の「P.O.D.System」発売を記念したローンチイベント
- By HighsnobietyJapan in sneakers
- 2018年6月15日
「アディダス オリジナルス(adidas Originals)」が、新シルエット「ピー・オー・ディー・システム(P.O.D. System)」を2018年6月16日(土)に発売する。90 年代中期に初めてランニングシューズに搭載された、ユニークな三次元のクッショニングシステム「POINT OF DEFLECTION SYSTEM」をベースに、ソール部分からの再構築を遂げた全く新しいスニーカーで、前足部に高反発EVA、かかとにクッション素材BOOSTフォーム、そして中央に「POINT OF DEFLECTION BRIDGE」を搭載した贅沢な1足だ。その「P.O.D. System」のローンチに先駆け、6月13日(水)、ロンドンで発売に向けたイベントが行われた。
まず、訪れたのは、『アディダス オリジナルス』のショーディッチにあるショップ。そこでは「P.O.D. System」がどのような過程でデザインされ、作り上げられているのかといった詳細をディスプレイ。素材、要素をどのように組み合わせると“足の自由な動きと快適性”を感じることができるのか、その構築までの過程を見ることができる。また、そこには発売される予定の「P.O.D. System」も一面にディスプレイされていた。
次に行われたのが、今回のローンチイベントのメインにもなるシューズのプロトタイプを作るワークショップ「Maker Lab Workshop」。ここでは、3つのテクノロジーを使って構成されている「P.O.D. System」のように、自分自身がイメージするスニーカーをオリジナルで製作してみようというもの。ソール、アッパー、タン、シューレース、スリーストライプスなど、すべてのパーツを好きなものを選んで組み合わせ、オリジナルのスニーカーを作っていく。組み立てや縫い付け、スケッチなど、普段なかなか知ることもできない製作過程を体験できるのだが、実際にやってみると、スニーカーが作られる過程が理解できるのはもちろん、特にデザイン面でのクリエイティヴィティが求められるということが分かる。イメージしているスニーカーを作るのは簡単ではないが、参加者はこの貴重なワークショップを有意義な時間として過ごしていた。なお、ワークショップには「ファレル・ウィリアムス(Pharell Williams)」も参加した。
最後は、ロンドンのクラブ『Village Underground』でナイトイベントが開催された。「ミーゴズ(Migos)」とスペシャルゲストとしてファレルがパフォーマンスしたほか、DJの「ベンジ・ブ(Benji B)」、「サスペクト(Suspect)」が登場し、「P.O.D. System」ローンチに向けて会場を沸かせた。
「P.O.D. System」のアイテム詳細に関する記事は、こちら。
「P.O.D. System」公式サイトは、こちら。
- Edit & Text: Kurumi Fukutsu/Highsnobiety Japan