エーライフ x クロックスによる“靴下付き”フットウェアが登場

ブランド：エーライフ（Alife）× クロックス（Crocs）

モデル： クロックス

注目すべきポイント：ラバースリッポンのデザインを踏襲し、可動式のヒールストラップ、「エーライフ」のロゴが側面や前面にプリントされている。「Classic」バージョンと呼ばれるモデルには、3Dプリンターで作られた「ジビッツ（Jibbitz）」が付属し、「Sport」エディションはソックス付き、”Classic”は「エーライフ」のロゴ入りとなっている。

リリース日：6月14日

価格：$80〜$600

購入先：『Alife』公式サイト

エディターズ・ノート：ニューヨークの代表的ストリートウェアブランド「エーライフ」はこの度、予想外なブランドとタッグを組んだ。そのパートナーとは、ラバー素材のスリッポンで有名な「クロックス」である。意外ではあるかもしれないが、昨今「クロックス」は「バレンシアガ（Balenciaga）」や「ヘロンプレストン（HERON PRESTON）」、「ジェレミー スコット（Jeremy Scott）」とともコラボレーションを行っており、最近では上記のような”クール”なブランドにとっては普通になっているのかもしれない。

この「エーライフ × クロックス」コレクションは、以下の３バージョンから構成される。 最もスタンダードな「Classic」バージョンは、グレーのボディに「エーライフ」の大きなロゴが目を引くスポーツ感あふれるモデル。そして「Sport」は、『ハイスノバイエティ（Highsnobiety）』編集部的見解では最も面白いと思う、伸縮性に富んだ白のチューブソックスが一体となったモデル。そして最後に「Art」モデルは、3Dプリンターで作成されたニューヨークの有名ランドマークを模した、取り外し可能な「ジビッツ」パーツが付属する。なおこのモデルの販売価格は、$600となっている。

「エーライフ」の創設者である「ロブ・クリストファロ（Rob Cristofaro）」は、このチューブソックス付きクロックスの誕生秘話について以下のように語っている。「この『Sport』スタイルは、ファッショントレンド、今の現実、僕の青春時代を加えたいという要素が少しずつ交わって生まれたんだ。チューブソックスは、1970年代にニューヨークで育った僕にとってとても大切なものだった。当時のニューヨークでは、チューブソックスに『アディダス（adidas）』のサンダルを合わせた子どもたちがたくさんいたよ。今回のコンセプトは『クロックス』を次のレベルに押し上げるか、そして前述の要素をどうやって落とし込むかということだったよ」。

プラスティックスリッポンは、今ではファッショナブルでないフットウェアのシンボル、そしてミームとなったが、「シャイア・ラブーフ（Shia LaBeouf）」や「バレンシアガ」からのラブコール、そして今回の「エーライフ」とのコラボレーションなど「クロックス」は重要な存在となっているかもしれない。

Words by HighsnobietyJapan