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ビヨンセ(Beyoncé)とジェイ・Z(JAY-Z)夫婦が、音楽ではなく、LGBTQへの支持を公表した経緯から、2019 GLAAD(グラード)メディア・アワードを受賞することとなった。
非政府組織で、LGBTに関する米国のメディアモニタリングを行う団体GLAAD。団体のCEOを務めるサラ・ケイト・エリス(Sarah Kate Ellis)は記事の中で、「ビヨンセとジェイ・Zは世界的に知名度があり、人権保護に熱心である。2人の声で世界が動く。LGBTQに関しても、彼らの声明が大きな足がかりとなった」と語った。
30周年を迎えるGLAADは、3月28日(木)にビバリーヒルズのザ・ビバリー・ヒルトンで行われるセレモニーで、ビヨンセとジェイ・Z夫婦に賞を授与すると発表した。以前にも、米出身の歌手シェール(Cher)や、ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)、エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)などの超大物が受賞したことでも知られている。
GLAADは、「ビヨンセは、自身のミュージックビデオにLGBTQの人を起用するなどして、同性婚を世界に発信している。また、2016年に米フロリダ州オーランドで起こったゲイ・ナイトクラブ『パルス』の襲撃事件での犠牲者に捧げるパフォーマンスを行ったことも、表彰に値するものだった」と語っている。
加えて、ジェイ・Zが、自身の母であり、去年レズビアンであることを好評したグロリア・カーター(Gloria Carter)にフィーチャーした曲「Smile」とそのMVによって、昨年のGLAADメディア・アワードの特別賞を受賞したことも、注目すべき話題の一つである。

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engineer

世界を股にかける天才敏腕エディター