ビッグ・ショーン 心の病との闘いについて告白
米ラッパーのビッグ・ショーン(Big Sean)は、昨年のコンサートをキャンセルした理由について、精神的な悩みや、不安との闘いがあったためだと語った。
ショーンは先日、自身のインスタグラムに3つの動画を投稿。そこで、心の健康のために彼が去年一年を通してセラピーに通っていた経験を、詳しく語っている。
「僕はまるで自分ではない感じで、なぜそうなったかも分からない。途方に暮れていた」と最初の動画でショーンは述べている。
さらに、セラピーで自身の人生や大きな目標、周りにいる人との付き合い方について以前より明確になったとその成果について述べている。「良くない付き合いをたくさんしていた。母とも話さなくなるくらい病んでいた。今までにこんなことになることはなかったから」と語る。
精神の状態が作曲活動の意欲を失わせ、「仕事として音楽を作っている」と感じ始めたとも言及。
「他の人のせいにはできない。全ては自分の責任だ。周りとの関係を育むことが大切だ、そして何より自分自身との向き合うことが大切なんだと言い聞かせていた」
ショーンは、一人の時間を持ち、一人で行動することが、心の健康に良好なものだったと語った。そのためにスカイダイビングに行くことさえあったという。
「この間に自分自身を再発見し、誰かからではない、自身の中にある活力を見出した」と明かし、こうも述べている。「やる気を出してやりたいことに正直になること、そして全てが幸せへの転換となることを知っておくべきなんだ」