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Where the runway meets the street

Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)は現代のトラベラーに向けて、プロダクトデザイナーのマーク・ニューソンによる革新的なローリング・ラゲージの第2弾「ホライゾン・ソフト」を発表した。
ニューソンは今回のリリースに関して、以下のようにコメントしている。
「デザイン上の制約が多いハードラゲージを手掛けた後、私たちはソフトラゲージという第2ステージへと乗り出しました。私はこのプロジェクトに妥当性を与える適切なテクノロジーを見極める必要がありました。つまり、プロジェクトをスタートさせるのに充分な理由が必要でした。それは、テクノロジーというよりむしろプロセスや技術に近いもので、私がこれまで携わってきた他のさまざまなプロジェクトを通じて知ったもの、とりわ け『ニッティング』というプロセスでした」


この印象的なフォルムは、シグネチャーである「モノグラム」を両面にあしらったジャカードの3Dニットで作られているという。伸縮性と熱可塑性に優れたカスタムメイドのテクニカルな糸で作られており、特別に今回開発したシームレスなニッティングの技術を採用している。
その後に1枚のニットへ熱を加えることで、成形のプロセスが完了。成形前には撥水加工を施しており、ポケットやファスナーは超音波による裁断技術でカットされ、従来品と比べて約95%のステッチが取り除かれているという。ステッチの代わりに熱処理で溶着させたテープを使用しており、これは基本的な形を作り上げるプロセスにおいて必要であった高度な処理方法である。

見た目だけでなく、2.9キロという軽量さにも注目だ。新技術と開発プロセスにおける度重なるテストで、重量を最小限に抑えることに成功。収納スペースも最大限にすることが実現し、軽量かつ強度と耐久性を備えたながら機内への持ち込みが可能となっている。
2016年に発表された「ホライゾン」同様、伸縮式ハンドルをラゲージの内側から外に移動させることによっ て、構造と強度を向上させた。ハンドルは使いやすやを考慮し、特別に仕入れたカウハイドレザーで覆われてお り、使用時以外は最小限にボリュームを抑えることが可能。外付けのハンドルも、 国際線のサイズ制限に収まるようにデザインされています。

今回のパーツは全てオリジナルで作られ、3桁の組み合わせのファスナー式ロックシステムは、TSA(米国運輸保安局)の認定を受けているという仕様。片手でに操作が可能で、ロックはシルバー・シャンパーニュ・ダークグレーの色で仕上げた。小さな2つのキャスターは、走行音を極力抑えるよう配慮されている。
ニューソンは次のようにもコメントしている。「これは、誰もこれまで成し遂げたことがないという点で、従来の概念を覆すものとして定義できるでしょう。本当に革新的なことなのです。デザインとは、破壊であり革新であるとも言えます。新しくなければ、何の意味があるでしょうか?私はよく各地を飛び回り、そして知り合いの多くの人々と同様に、留まることなく旅をし続けているので、ラゲージに求められるものについてよく理解しているし、他の人も同じことを望んでいると思っています。旅は、歴史的にも機能的にも、本質的にラグジュアリーと結び付いています。この2つは本当に切り離すことができません。このプロセスにおいて、経験が重要な役割を果たしました。これらのラゲージが実際に本領を発揮するのは旅の途上でこそなのです」

「ホライゾン・ソフト」は3月29日(金)に、Louis Vuittonストアおよび公式サイトで販売を開始する。
問い合せ先:Louis Vuitton Client Service / 0120-00-1854

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世界を股にかける天才敏腕エディター