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Where the runway meets the street
 才能あふれる複数のクリエーターが手掛ける8つのコレクションからなる「モンクレール ジーニアス(Moncler Geneus)」。この第3弾となるデザイナー「クレイグ・グリーン(Craig Green)」による『5 Moncler Craig Green』が8月22日に発売される。
このプロジェクトについて立案者である「レモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)」会長兼 CEOは以下のように語っている。

「私たちは、日々異なるジェネレーションの顧客と会話をすることと同じように、異なる個性的なマインドをもつデザ イナーとともに今回のコレクションを発表しました。私たちは、常に新しい経験やアイデアを提供する必要があります。モンクレール ジーニアスは異なるコレクションから形成されます。シーズンという概念を覆した新しい提案となります。このアプローチは、マンスリー、ウィークリ ー、デイリーに打ち出されていきます。この画期的なアプローチによって、コレクションを発表してから実際に販売されるまでの期間を飛躍的に短縮することができます。」

同プロジェクトを通して発表される8つのコレクションは、6月から世界中のモンクレールブティック、セレクトショップ、デパートで限られた期間ごとに順次販売された後、10月にはNYや東京を含む世界中のさまざまな都市の旗艦店やポップアップストアでコレクションが一同に集められる。それは世界中で実践される急速かつ象徴的、継続的な試みであり、スピード、ムーブメント、真のダイナミズムを改めて表現するものとなるという。

また「レモ・ルッフィーニ」は次のようにもコメントしている。「世界は変化しました。デジタル時代は我々に新たな力を与えてくれました。消費者はフィルターにかけられることのないダイレクトな、そして継続的な交流を望んでいます。この戦略的な方向性の転換は、このような明白なニーズや要望に対する我々からの答えです。」

そして今回、メンズウェアデザイナーの「クレイグ・グリーン」は、自身のコレクションとも共通するテーマ”防御的側面”や”身体が持つ機能性”といった人間の本質に焦点をあ てたコレクションを創り上げた。

合理主義者であるというクレイグは、マットナイロンとコットンダウンを使用し、機能性を軸とした立体要素の集合体で構成され、彫刻的かつボリュームを持たせたシェイプを考案した。ダウンを使用したライフジャケットや救命ボートを彷彿させるディテールは、衣服と身体との関係性を新たなものにした。またそれぞれのピースは巨大でありながらも、非常に軽量で、パディングを次のレベルへと昇華させた。テーマである防御への探求はさらに推進され、コンテンポラリーな柔らかいフードがフェイスをカバーするなど、厳しい環境下でも自足を可能にするガーメントは居住空間のようでもあり、独自の機能的な要素を誇る。

以下は今コレクションについて「クレイグ・グリーン」のコメント。

「私は洋服作りを通じて防御的側面や機能性を探求しています。これはモンクレールが持つヘリテージの中心となるものと同じです。モンクレールが歩んできた歴史と培ってきた知識、技術を解釈することで、革新的で全く新しい デザインができると感じました。」

販売開始:8月22日(水)から世界同時発売

発売店舗:一部のモンクレールブティックと主要セレクトショップ

公式サイト:https://www.moncler.com