ロバーツ・ウッドが最新コレクションをフィルム形式にて発表
「ケイティー・ロバーツ・ウッド(Katie Roberts-Wood)」が手がけるロンドン発のブランド「ロバーツ ウッド(ROBERTS | WOOD)」が最新コレクションをフィルム形式にて発表した。
同デザイナーは、スコットランドのグラスゴー大学にて薬学部を専攻した後、ロンドンの名門「ロイヤル・カレッジ・オブ・アート」にてウィメンズウェアの修士課程を修了した異色の経歴を持つ。現在では『Dover Street Market』や『 Selfridges』をはじめ『Galeries Layafette』や『SSENSE』などの有名リテーラーにて取り扱われている。
そしてこの度、2019年春夏コレクションを通常のランウェイやプレゼンテーションでなくフォルムにて発表した。なお同フィルムは、先月開催されたロンドン・ファッション ・ウィーク中にお披露目となった。
コレクションのテーマとなったのは”幸福と憂鬱”といった相反するもの同士だ。その間に生じる摩擦によって気付かされる新たな知覚、自己防衛を探求してデザインに落とし込んだ。また、フィルムは錬金術の四元素である火、風、水、土をテーマにしている。弁証論で有名なドイツ人哲学者「フリードリヒ・ヘーゲル(Friedrich Hegel)」も唱えた自然哲学にある、”事物はお互いに作用している”ということを個人に対して気付きを促す意を込めて製作された。
FILF CREDIT
ディレクター/AMANDA CAMENISCH
スタイリスト/LUNE KUIPERS
パフォーマンスアーティスト/JAANA-KRISTIINA ALAKOSKI
セットデザイナー/ALICIA HOWITT