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Where the runway meets the street

New Balance(ニューバランス)の新たなブランドTOKYO DESIGN STUDIO New Balance(東京デザインスタジオ ニューバランス)は、2018年秋のデビューコレクションに続き、第2弾となるカプセルコレクションを発表する。今コレクションはフットウェア1型、アパレル3型で構成され、昨シーズン同様に「REVEAL(明らかにするの意)」をコンセプトとしている。
TOKYO DESIGN STUDIO New Balanceは、アメリカ・ボストンに拠点を置くNew Balanceが日本との長年にわたる関わりの中から生み出し、アメリカと日本のメンバーから成るデザインチームが開発を手がけるブランド。日本独自の巧みな職人技や感性を生かし、「真や質」を追い求め、デザインと革新を特徴としたプロダクトを展開する。


最新モデルの「R_C2(アールシーツー)」は、ブラックとホワイトのベーシックカラーに加え、工場で開発された当初の配色をそのまま採用した「factory color」など計4色がラインナップ。

シューズのミッドソールには、安定性とクッション性を両立するランニングシューズ用の技術である「ENCAP」を採用。本来は衝撃吸収性に優れたEVA素材を頑丈なPU素材にした構造であり、シューズの外側からは見えないデザインだったが、今回のコンセプトに基づき外側に見えるデザインにアップデートした「ENCAP REVEAL(エンキャップリビール)」を制作。クッション材を高度な衝撃吸収性と反発弾性のある「ABZORB(アブゾーブ)」に刷新。
アッパーは強化リップストップナイロンの内側に、GORE-TEX®ファブリクスのライニングを重ねた。防水性と透湿性を兼ね備え、全天候対応の構造とともに、ミッドソール同様にアッパーでも機能を可視化できる仕様になっている。
さらにアウトソールは、悪天候や悪路下で滑りにくいように硬度を調整したラバー素材を使用。アウトドアやトレイルシューズで用いられるラギッドな(波打ったギザギザ)形状に成型し、グリップ力を最大化した。
バルマカーンコートとTシャツ2型のアパレルにも注目したい。

クラシックなバルマカーンコートは、GORE-TEX®ファブリクスの3層で仕立てた、同ブランドらしいアーバンアウトドアプロダクト。身幅や袖に余裕を持たせたリラックスしたシルエットに、小さめの襟やロゴ入りのクラシックなボタンなど、ベーシックに見えながらも個性や主張がうかがえる。
デビューコレクションで最も人気を博したヘビーウェイトコットンTシャツには、ボーダーシリーズが初登場。背中にプリントされた「NOTHING TO HIDE」のメッセージは、1906年のNew Balance創業当初から変わらない「機能や品質に対する自信(NOTHING TO HIDE=隠すものは何もない)」という信念である。

なお同コレクションのメインビジュアルは、ロサンゼルスを拠点に活動するフォトグラファーのYoshihiro Makinoが担当。ニューメキシコ州のWhite Sandsで、大自然を背景に壮大かつ洗練された世界観を演出している。
販売店舗:DOVER STREET MARKET GINZA / District UNITED ARROWS / UNITED ARROWSオンラインストア / UNITED ARROWS 六本木ヒルズ店 / BEAMS 原宿 / mita sneakers(※シューズのみ) / New Balance 六本木 19:06 / New Balance公式オンラインストア
問い合わせ先 :New Balance Japan お客様相談室 0120-85-0997

Words by
engineer

世界を股にかける天才敏腕エディター